« 怪我とプラモデルと私 | トップページ | クレオパトラの溜息 »

台風の様な三人

・高校時代の友人達で、休みの日に、嵐の様にやって来る三人組がいた。いつも徹マンを強いられるのだが、電話が鳴って、1分後には、私の家の前で、「よう!!来たぞ」と言うので、やむを得なく迎入れるのだった。徹マンというのは不思議なもので、最初にスタートダッシュを決めた奴が最終的には勝つ確率が高い。以前、私は、麻雀とは我慢のゲームだと書いたが、スタートダッシュというのは肝心なのである。その面子では、いっつも勝負して負けてくれる友人が一人と、勝ったり負けたりという友人が一人と、常にスキが無い友人(彼は大学に入って麻雀を覚えたのだが、よっぽど痛い目に遭ったのか、一年で、かなり強くなっていた)と、小学生の時から親父に麻雀を叩き込まれた私とで、打つのである。そういうメンツで麻雀を打っていたら、負ける奴はおとなしく放っておく。私と、大学で麻雀を覚えた友人とで、勝つか負けるかの友人を、追い落としに行く。徹マンとは不思議なもので、午前四時を過ぎたあたりから、誰かが壊れ出す。誰もが好き勝手な事を言い出し、みんながみんな、『ナチュラルハイ』な状態に陥るのである。訳の解らない事を言い出したり、ツモにヨガのポーズを取り入れたり、とにかく壊れるのである。みんなが終いを迎えるのは、私の家では昼頃だったが、その頃には、太陽を黄色く感じ、何本開けたか判らない程の缶コーヒーの空き缶が転がっていた・・・それでも文句一つ言わず、おしぼりなどを配ってくれていた、母には頭が下がる。私の親父が健康な時や、弟も、仲間に入れてもらっていた。それだけで楽しかった頃であった。

・あれから十年に以上を経て、役も忘れたし、もう、あの面子では打たないだろう・・・時の流れである。

|

« 怪我とプラモデルと私 | トップページ | クレオパトラの溜息 »

ギャンブル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54816010

この記事へのトラックバック一覧です: 台風の様な三人:

« 怪我とプラモデルと私 | トップページ | クレオパトラの溜息 »