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睡眠学習

・中一から高一まで、テープレコーダーを廻し続けた英語教師がいたのだが、彼は、学校の方針として、高二と高三、いわゆる受験生の指導からは、外されていた。麻雀仲間から得た情報によると、食堂で、しんみりと、彼が、「俺も来年は中一教えなきゃいけねえ」と嘆いていたそうである。当然だろう、とみんなが言った。他の受験向けの英語を教えている教師とは、仕事量が桁違いに少なかったからである。そんな彼が、何の為か解らないのだが、私の卒業後に、自ら、「高三を担当させて欲しい」と直訴したそうだ。私はその学年の受験生達が、気の毒でならなかった。テープレコーダーで、どうやって受験英語を教えるのか不思議だったが、結果というものは、当然、ついてくる。彼が担当した高三の学年は、史上最悪の受験結果を残したそうだ・・・受験英語の場合、テープレコーダーだけ廻していても太刀打ちできるものではない。『This is a pen.』を疑問文にする時に、『Is this a pen?』という様な中一レベルの文法説明しか出来ない様な奴が、受験英語に携わってはならないのである。そもそも彼は、外人講師との会話が成り立っていなかった時点で、自己矛盾に気が付かない方がおかしい。『高三を教える』と言った時点で、本人が理Ⅲに受かるくらいの実力が無ければ、教える資格など無いのだ。テープレコーダーを廻していて、どの大学でも受かるのであれば、私であれば、睡眠学習でもしたであろう。それほど、目茶苦茶な奴だった。これでは生徒からナメられ続けても仕方が無い。

・百聞は一見にしかず。

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