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流氷が観たかった

・昔、友人が泊まりで遊びに来てくれた時に、馬鹿話から哲学論まで、色々と話していたのだが、朝刊を観ていると、新聞広告で、五木寛之大先生の本の宣伝の写真があった。私は、「何でこいつ、こんなに暑いのに、コートを着て、遠くを見つめてるんだよ。しかもこいつのコートだけが風になびいている。扇風機でも使ったんじゃあねえのか?自分をダンディに見せようとしているのがありありと解る」と話すと、友人は爆笑し、「カメラも左斜め45度からの構図になっているな」と、相槌を打ってくれたので、再び私が、「本の中身は大したことじゃ無いのに、写真だけはカッコ付けやがって、これって、究極のハッタリやぞ」と言うと、友人が、「『ゴキヒロユキ』でいいんじゃあねえのか」と言い、続けて、「ヒロユキ、オホーツクにキユ」と言ったので、私が爆笑し、「その為には理由が必要だな。例えば、遺書に、『流氷が観たかった』とか、『カニをたらふく喰いたかった』とかっていう理由がな」と話して盛り上がった記憶がある。・・・ちなみに、そのシリーズの次の新聞広告では、『後ろ姿』であったので、ダンディズムを強調しているという私の推論も、まんざら外れてはいないであろうと、感じた次第である。また、港で雨の中、傘を差した上半身の後ろ姿、という写真もあった気がする。

・友人は、「ヒロユキ、キユ」と呟いていたのだが、大昔のゲーム、『オホーツクに消ゆ』と結びつけて考えたのである。そして、五木寛之が法然でも親鸞でも良寛でも無く、『蓮如』という本を出したことに納得がいかない様子であった。私もその本を読んだが、中途半端に仏教をかじっている奴としか思えなかった。つまらなかった事は言うまでも無い。

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