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我が家の、がばいばあちゃん

・父方の祖母が現在施設に入っているが(今月の31日で96歳になる)、父の実家に居た頃、色々と話す機会が得られた事は、私にとって大きな財産となった。祖母は、信心深く、仏壇では一緒にお経を唱えた。その日は街に繰り出して行くつもりであったが、その時の旅の目的が、『凄い人に会うこと』というのがテーマだったので、長い旅を覚悟していたが、祖母(お年寄り)の知恵の偉大さが解ったので、街には遊びに行かず、一日中祖母と話をすることに決めた。一日中、話をしてみて、この祖母は、いわゆる『がばいばあちゃん』だということが、痛いほど解った。こんな祖母が、いつも居てくれたら面白いだろうなと思ったが、ばあちゃんは、地元から動く気は無かった。祖母と居る時、年寄りだから早く寝るだろうと思い、9時には床につく様にしていたが、私が眠るまで起きていてくれた。長居も出来ないので、翌日、実家に帰る旨を告げると、車だったので、「気いつけや」と何度も言ってくれた。そして、私が大学生の時に他界した祖父の本棚を観ていると、祖父が相当な目利きであることがすぐに解った。ばあちゃんに、「じいちゃんの本棚は、宝石箱みたいなものだよ」と伝えると、「あの人は、悪いことは何もせえへんかった。唯一の楽しみが、仕事の帰りに、有名な本屋に毎日寄ることだけやった」と言って、私に、「好きなだけ、本、もってかえってええぞ。まあ、価値のある本は親戚連中が持って行ったけどな。本の価値が解る、あんたならええ」と気前のいいことを言ってくれたのだが、選書するのに苦労した。本棚を観ていると、その人の性格まで解るものなのだ。

・ばあちゃん。しんどいやろうけど、長生きしてな。

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