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中高時代の新年会

・内藤圀雄は、詰め将棋を創作する名人である。若かりし頃、『ベンハー』を観て感激し、飛車が動き回る詰め将棋を創った。それ以外にも、先手、後手の初型からの詰め将棋を、何十年も掛かって創り上げた。確か、どちらかかで悩み続けたらしいのだが、執念か情熱が天に通じたのか、ある時、新幹線の中でパッとヒラめいたらしい。内藤圀雄は名人にこそなれなかったものの、その名は歴史に残るであろう。世知辛い世の中、先生の将棋を観ていると、励まされている気がする。米長大先生もそうだ。

・昨日は、中高時代の友人達との飲み会だった。終電で帰って来て、今、こうして打っている。美味しく飲んで美味しく食べたのだが、去年という年もあり、結構、みんな深刻な内情を背負っていた。表面は明るい飲み会なのだが、どこか影があった気がする。友人の一人に、第三子が五月に産まれるということで、私は、「計算したのか?」と振ってみたら、「いやぁ~」という感じだった。少子化ニッポンを支えると共に、明るい話題だった。その友人の奥さんが、日に日に綺麗になっている様な気がした。釈迦の教えで、『結婚している夫婦のかみさんに近付いてはならない』という教えがあったので、控えめにしていたが、奥さんは、私の事まで心配して下さり、「千葉の、私のおばあちゃんに会ってみたら?」とまで言って下さった。ありがたいことこの上ない。また、私と一緒に幹事を引き受けてくれている友人とは、来年の新年会のことで(気が早い)激論を交わした。それを観た一人が、それが口ケンカに映ったらしく、諫めてくれたが、それは口ゲンカではなく、来年、もしくは今年、いかにやったら上手くいくかという真剣な討論なのである。また、ある友人には、つれあいを亡くした悲しみというものを説明し、独身で自宅住まいの理由を述べた。男はもろいというが、これに関しては性別は関係ないと思う。愛別離苦である。何で、人は生きるのだろうとか、なんで?なんで?と考えている間に、簡単に年月は去る。あっという間に爺さんになってしまう。ヒマがあったら学び、問い続けることだ。みんなに、「お前の尊敬する作家は誰なんだ?」と聞かれ、「宮沢賢治」と即答した。「銀河鉄道の夜か」と言う中、「いや違う、確かにあれも好きなんだけど、詩集の方だ・・・というより、その魂だ」と言った。それは、『いかに、人同士が妬みを捨て、明るく、前向きに生き、穏やかであって、我欲に縛られないか』ということなのだ・・・眠い。寝るとするか。

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