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つれあいを亡くす悲しみ

・一ヶ月程前、母が地元の野菜直売所に行くというので、その足になった。待っている間、コンビニの灰皿の前で老人に話しかけられた。「同じ銘柄の缶コーヒーですね」というきっかけから、しばらくは世間話をしていたのだが、私が応対しているうちに、そのおじいさんは、突如、涙ぐんで、奥さんを亡くされて間もないことを打ち明けてくれた。私は、咄嗟にハンカチで涙を拭ってあげたのだが、相当ショックが大きかったらしく、慰めの言葉も見つからないうちに、ただただ話を聞いていた。その方は、きっと、誰かに話を聞いてもらいたかったのだろう、まだ心の整理がついておらず、相当、参っていらっしゃる様子だった。私も三年前に父を亡くしたので、痛い程、気持ちが伝わってきた。やがて母がやって来たので、事情を話すと、母は、「ちゃんと食べていらっしゃいますか?」と母らしいことを聞いていた。おじいさんは、「娘が週に三回来てくれるんです」と話されていたが、「つい最近、女房が夢に出てきて、旅行に連れて行ってくれてありがとう」と言ったんです、と泣いてらした。母が、「私も一年間位は、毎晩主人の夢を見ました。時だけが解決してくれるんですよ」と話すと、おじいさんは、つれあいを亡くす辛さを語ってらした。私は、「太陽の光を浴びるのが一番ですよ」と、そのおじいさんの孤独を何とか晴らす術を話した。そのおじいさんは、母と私に、泣きながらお礼を言って下さった・・・丁度、今日か明日が四十九日だと思うのだが、一つの立ち直るきっかけになってくれればと願っている。

・現在、室内犬として飼っている犬は、夜型である。甘えん坊で、母のベッドで寝るのだが、ある日の昼間、母が、「夜中に起きて、スフィンクスの様に座って何を考えているのだろうか?」と言うので、「こいつなりにテツガクしているんだよ」と私が応えたら、母は笑い、犬の方は『へそ天』で寝ていた。

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