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映画『英国王のスピーチ』を観て思い出した事

・隣のクラスの担任に、吃音症の理科の五十歳位の先生がいた。授業は、いつも明るく、試験で答えが解らない時に『8』を書くと1点くれるというユニークな先生だった。しかし、生徒もまだガキなので、その先生の吃音の真似をする奴が、私のクラスに現れた。皆、軽い気持ちでそいつを相手にしていたのだが、ある時、クラスで担任と生徒との懇親会みたいなものが開かれ、そいつが皆の前で、それを芸として披露した。子供というのは残酷なもので、大爆笑が起きた。私はその理科の先生が好きだったので、黙って観ていたのだが、事もあろうに、その先生の遙かに後輩である私のクラスの担任までもが、手を叩いて大爆笑していた。『最低な担任だ』と思い、その認識が頭から拭えなかった。すると後日、いつもは白衣を着て授業をやっている理科の先生が、柔道着を着て、私達のクラスに乗り込み、生徒全員に向かって、血相を変えながら、「俺に文句のある奴はいつでもかかって来い!!俺は、逃げも隠れもせん!!いつでも勝負してやる!!」と、一同をにらみつけながら、吃音を気にせずに、怒鳴りつけた。私のクラスの担任はいなかったが、一瞬、教室が静まりかえった。皆、いつもの理科の授業の時とのギャップに驚いていた。先生はそれを観ると、黙って教室から出て行った。教室がザワザワしたが、次の理科の授業の時には、先生は普段通りだった。みんな安心したのと同時に、真似をしていた奴も、やらなくなった。みんなが先生に一目置くようになった。知らぬは、私のクラスの担任だけという形になった。私は、それ以来、中・高、六年間、その担任の事を全く相手にしなかった。

・人の痛みの解らない者が人を指導してはならない。

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コメント

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投稿: isotretinoin 20mg | 2011年11月16日 (水) 16時01分

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投稿: Takehiro | 2011年11月17日 (木) 02時49分

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