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勝負師

・ノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈氏が、同じくノーベル賞をとった湯川秀樹氏のことを、本当の天才だと言っていたらしい。湯川氏がノーベル賞を取った『中間子理論』は、気分転換に、子供とキャッチボールをしていた時にヒラめいたそうだ。

・十数年前、まだサクラローレルが弱かった時代、友人と競馬場まで足を運んだ。お互いが予想を検討しあって、いざ、馬券を買いに行く段になって、急に私の腹が痛くなった。友人に、「悪い。トイレだ。長いぞ」と言うと、「信じられねえ奴だな。勝負の前に『ウン』を落とす気か?」というようなジンクスをかつぐので、私は即座に、「バカ野郎!!『ウン』を付けに行くんじゃねーか」と切り返した(実際に付けたわけではないが)・・・そのレースは結局、私が取って彼は駄目だった。しかし、ダテに彼も競馬をやっているわけではない。普通の奴なら機嫌が悪くなる所を、彼は逆に、両手を握って、「おめでとう!!!」と言った。仕方なく、私が、勝った喜びと共に、「寿司でも食いに行くか」と言って、彼をごちそうした。後に、さすがは勝負師たる者、転んでもただでは起きぬ、と悟った次第である。

・小学校一年の時、クラスの集合写真を撮るという事だったが、私は退屈だったので聞いていなかった。妄想していたのである。結局、写真では、私を含め、他数人が普段着で来ていた。後々、その写真を見て思ったのは、『俺は知らないで着てこなかったけれど、中には着たくても着てこれなかった奴がいるのではないか』という事だった。

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