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『花道状態』

・人間の価値というものは、その人が、どれだけ誇り高き魂を自覚しているかによって決まる。

・四人の男友達で夜遅くまで飲んでいたら、終電を逃したので、車で途中参加した友人(もちろん彼は飲んではいない)の家に行き、ザコ寝をした後、翌朝、簡単な朝食を頂いた挙げ句に、帰りに友人がみんなを最寄りの駅まで送ってくれる事になった。いざ、出発という時に、おばさんがみんなに千円ずつ渡そうとしたので、よっぽど、「息子さんとは、そんな付き合い方をしていません」と断ろうと思ったのだが、友人の顔を見たら、なんとも言えない表情をしていたので、私が一番に、「ありがたく頂きます。電車賃にさせて頂きます」と大声で言って、さっと受け取った。すると、みんなも申し訳なさそうに頂いていた。そして、帰りの車の中で、運転してくれている友人に、黙って、頂いたお金を渡すと、みんな同じ気持ちだったのであろう、全員が友人にお金を返していた。友人は、ぼそりと、「ありがとうな」と言って受け取ってくれた・・・彼とは2~3年前に、別の友人の結婚式で同じテ-ブルを囲んだ。久々だったが、元気そうで、いいお父さんになっていた。何より嬉しかった。

・男が自分の人生を賭けた大一番で、必死になって、この上なく張り詰めた表情程、美しい姿は無い。私はそういう状態を『SLAM DUNK』より、『花道状態』と呼んでいる。

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