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『車窓から』

 のんびり走る、車窓の隙間から

いつも見かけていた先輩が

木立並ぶ公園の陰に座っていた

私は あの時の横顔が 忘れられない

 誰かとの恋に破れ

疲れ果てていたのでしょうか

貴女は、憂いの面影で

ただただ、俯いていた

 市電は何事もなかったかの様に

貴女の姿を横に滑らせて

私は何も言えない中

仕草の中の溜息をのみ込んでいた

 あれから何年も経ったのに

いつも忘れられない、あの日の姿

きっと、一生、胸から離れないでしょう

今は幸せである様に祈っています

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