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『WILD LIFE』 その5

 それから、バンドメンバーの紹介となったのだが、みんな優しそうな人達だった。急遽メンバーを集めるのが大変だった、と彼女は言っていた。一人々々に拍手を送っていたら、MCが始まった。彼女は、「今回の休止宣言で色々言われたけれど、ほとんどが嘘で、自分を大切にしようと思ったの」と言った。そして、「自分を大切にするって、いろんな意味があるけれど、要は、自分を大切にしていない人は、誰も大切に出来ないと気が付いたんだ…」と語っていた。素直に拍手した。そして、『Can't Wait 'Till Cristmas』を歌ってくれた。彼女にしては珍しい曲である。寒さの中に、温もりが伝わってくる。

 最後の一曲は、『Time Will Tell』であった。翌日の報道によると、22曲歌ったらしいが、私には、束の間の出来事の様であった。手をぶっ壊す覚悟で拍手を送った。最後にステージにマイクを置いて、花道に向かったと報道されたが、私の席からは、正直、見えなかった。

 花道を堂々と進む彼女。幸い花道から近い席だったので、彼女が手を振っている姿も見えたし、私も含め、みんな立って、手を振っていた。視線が合った気がしたというのは、当然、私の勘違いであろう。彼女はステージに深々と頭を下げ、去っていった。拍手の渦だった。

 暫く自分の席に座っていたが、余韻は消えなかった。夜遅くに自宅に帰ってからも、興奮が冷めやらなかった。母に、「最高のライブだったよ」と告げても、なかなか眠れなかった。

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