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大学三年生からの就職活動について

 昨日のblogで、大学での勉強について述べたので、今日は一般論的に、それについて考えてみる。まず、最近の就職活動は大学の三年から始められているというニュースを聞き、驚いた。これでは、理系の生徒が文系就職するのは不可能なのではないか、とも考えた。私の頃の理系のカリキュラムがいきていれば、絶対に不可能である。三年生の時の機械科のスケジュールは、前期に材料力学、流体力学、システム工学(ニュートン力学の応用版みたいなもの)の三本柱と、もう一つ機械部品についての必修があった。後期にも、生産加工学という必修科目があり、三年までは、毎週実験があった。他に、三、四年の間に選択科目を十五個取って、シメには卒論があった。

 そんなきついスケジュールだから、文系就職を狙う奴は、三年の間にどれだけ選択科目を取っておけるかが、勝負だった。このカリキュラムだと、卒論をテキトーにしてしまう以外に、三年生での就職活動なんて出来なかった。よっぽど優秀な奴でも文系就職がきついカリキュラムなのに、しのいで単位を取った奴など、大学で何を勉強したのかなんて、解っている筈がない。

 文系はどうなのかは知らないが、三年生からの就職活動なんて、一般教養程度しか身についておらず、短大を卒業したのと変わりがないのではないか。論外である。私は、以前、大学で得た一番の財産は親友であると書いたことがあるが、それも、上の過酷なカリキュラムを真面目にこなした上での話である。

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