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嘘をつかれて

 中・高時代の知り合いに(一回そいつの家で麻雀を打っただけ)、大嘘つきがいた。そいつは見栄っ張りでもあった。酒に弱いくせに飲むものだから、酒が回ると、大口をたたくか、嘘ばっかりをついていた。そいつは現役で大学に行ったのだが、私は一浪だった。その時に、「あいつが俺よりいい大学に行ったなら、俺は退学をして、東大を受け直す」と言ったということが、複数の友人から伝わってきた。随分、ナメられたものだなと感じたが、私は、何故そいつがそんなことを言うのだろう、と悩んだし、模試の結果では、そいつの通っている大学は、いっつもA判定だった。そこから上を目指すのは、当たり前のことだし、そいつの大学を蹴ってやろうとも考えていた。実際、そうなったが、責めることはしなかった。自然とそいつの信用が離れるからである。

 それから、バブル経済が吹っ飛び、そいつの大学の生徒は就職難になった。そいつもロクでもない就職先を選んだらしい。その頃は、私も大学院の一年で、そいつとつながりのある友人に電話を掛けた。すると、その友人は、「お前、中・高・大、一緒だった親友のことをボロカスに言っていたそうじゃねえか。そいつから聞いたぞ。お前みたいな奴とは、もう、絶交する」と言って、電話を切られた。私は訳が分からなかったので、大学時代の友人で、当時、愛知県にいた友人に電話を掛けた。すると、「何言ってんだお前。こっちは何にも知らねえぞ。それより元気か?」みたいな電話で幕を閉じた。私は絶好宣言された友人に電話を掛け、「お前が言っていた様な事実はねーぞ。お前は、俺を信用せずに、あの馬鹿の嘘に乗りやがって…お前とは絶好だ」と言い返して電話を切った。

 その十年後ぐらいに、メールが来たが、適当にあしらった。現在、音信不通である。けれど、私はそれで構わないと思っている。信用関係が壊れたら、絶対に上手くいかないからだ。一番悪いのは、嘘をついた奴だが、それを即座に信用する奴も同罪なのである。

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