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1$札のある意味

 円高に歯止めがきかない状況だ。昨日、ニュースで観たら、1$が83円台まで行ってしまい、もうなるようになれという感じになってきている。アメリカでは、例えば、20$50¢という様に、ドルの下にもセントという、コインの通貨単位があるが、1$が日本の百円に満たないとなると、セントなど価値がなくなってしまう。

 日本では1000円札から紙幣があるが、アメリカでは百円以下から1$札という紙幣が存在することになる。何でこんな事になっているのか、考えてみた頃がある。固定相場制で、1$が360円もしていた時代なら、納得がいくのだが、現代では、もう、1$札は必要ないんじゃないかと考えてみもした。しかし、思わぬ所に、自分の考えは行き着いた。

 アメリカでは、ちゃんとした店や、ホテルのベッドメイキングなどにチップがいる。私がアメリカに行った頃は、ホテルに一晩泊まったら、わかりやすい所に、灰皿の下などに、1$札を置いておいた。ホテルの掃除係の方などは、それが収入になることもあるのだ。これに気がついてから、私はニューヨークのエアポートホテルから、JFK空港まで行くための、早朝の乗り合いタクシーで、降りる時に、運転手の黒人の人に、5$のチップをあげた。すると、一瞬、マジかよ、という顔をしてから、「Thank you ,sir.」というお礼を言われたので、『Sir』なんか付けなくていいよ、ありがとう、とお礼を言った。

 これで私は、1$札というのは、チップの為にあるんだな、と確信した。下働きの方にも敬意を払うという意味では、素晴らしい風習だと思っている。

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