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足がちぎれる覚悟で正座

 昨日が父の命日でもあり、三回忌ということもあり、五時起きで、墓参りに行った。お盆だから、混んでいるだろうと思われる海沿いの道を避けて、山道を行った。すると四十分程で着いた。私がバケツに水を汲み、「親父、暑いだろう」と言って、墓石に水をかけた。お袋が雑巾で墓石を磨き、花をやり代えてから、線香を点け、生前父が好きだった、ビールと煙草をお供えして、お袋と般若心経を唱えた。それから帰宅したのだが、汗をかいたので、シャワーを浴びて、服を着替えた。

 帰宅してから暫くして、十時半頃か、あと十分で、弟の家族がやって来るとの知らせが入り、私とお袋は、正午に、親戚のおばさんを駅まで迎えに行かなければならなかったので、弟の家族に留守番をお願いした。父の姉に当たるおばさんなのだが、路駐だったので、私は車で待機、お袋が駅の改札まで迎えに行った。おばさんも早めに着いたらしく、すぐにお袋と合流できたらしい。車に乗ってもらい、「暑い中、いつもありがとうございます」と言って、自宅へ向かった。

 一時からの法要だったのだが、時間があったので、みんなで談笑していた所、十分前に玄関のチャイムが鳴り、お坊さんが来てくださった。お坊さんも、着替えを済まし、一礼して、皆で、「宜しくお願いします」と言ってから、法要が始まった。昨年と同じく、私は、微動だにしない正座を通すつもりだった。普段、仏壇に向かう際も、十五分ぐらいなら、正座している。坊さんの読経が終わり、みんなで読経することになった。普段唱えているお経を、坊さんと一緒に読んだ後で、普段唱えていないお経を、坊さんは唱えだした。いきなりも字が小さくなったのと、読み慣れていないせいで、途中からみんな読めなくなってしまった。三十五分が経過しており、私の足は完全に麻痺していた。読経が全て終了した後、お坊さんが、有り難いお話をしてくださったのだが、私はクーラーの効いた部屋の中で、脂汗をかきながら聞いていた。全てが終わり、「ありがとうございました」とお礼を言うと、母がお坊さんに、お布施とお茶を出した。感じのいいお坊さんなのだが、ふと、「途中でみなさんの読経が止まりましたね」と言われ、私達は顔を見合わせた。  (つづく)

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