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海で流され…

 私の父方の家系は、耳鼻系が弱い家系である。だから、故親父はスポーツ万能だったが、水泳だけは、大学生になるまでカナヅチだったそうだ。そんな親父が、大学の夏休みに熊野のユース(今あるかは分からないが)で住み込みでバイトをしていた。ペアレンツの方も、やることさえやっていれば、自由にさせてもらえたそうである。そんな親父が、遊泳禁止の所で泳いだらしい。すると、流れが速く、引き潮のパワーが半端でなかったそうである。死ぬかもしれんな、と思いながら、10Kmほど流されて、何とか助かったそうである。もし、そこで命を落としていたら、余りにも間抜けな死に方である。

 小学生の時、私はスイミングスクールに通い、基本を身につけた。辞める時に身についていなかったのは、バタフライと平泳ぎだけだった。バタフライはともかく、平泳ぎはマスターしたかったので、中一の夏休みに父と毎日、近所の屋内プールで平泳ぎの上手い人の姿を参考にしながら、独学で身につけた。中一で、平泳ぎでなら余裕で2Kmは泳げる様になった。

 前にも書いたが、高二の夏休みに九十九里に、二泊三日で、友人数名で海に行った。夜はお酒を飲んでいたが、着いた日の翌日に海に五年ぶりに入った私は、もう一人の友人と沖まで行ってしまい、流された。友人に、「慌てずに、海水だけは飲まないようにしよう。そして、砂浜に向かう波が来た時にだけ必死に泳ごう」と言って、二人ともそれを実行した。数百メートル流された時に、二人とも岸の砂の感触を足が感じた。助かったと思ったが、ライフセイバーの方が来てくれていて笑顔で、「お前ら怖かっただろう」と言われた。「はい」と応え、外海の恐怖を二人して感じた次第である。

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