« 運と欲望の関係 | トップページ | いただきますと日本文化 »

李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず

 タイトルの言葉は、中国の故事成語というより、諺に近い。『李下に冠を正さず』の李下とは、すももの木の下での事である。そこで冠を正す様な真似をしてはいけないという教えである。何故かと言えば、本人は冠を正したつもりでも、遠くの人からは、『あいつ、李(すもも)を盗んでやがる』と思われがちだという事だ。同じニュアンスで、『瓜田(うり畑)に履(くつ)を納(い)れず』というのも瓜畑で、履(くつ)を整える様な真似をしては、やはり、盗人との嫌疑をかけられてしまうからである。

 どちらにしろ、自分が疑われる様な、まぎらわしい行動は起こすな、という教訓である。特に『李下に冠を正さず』だけでも、意味を知っておいた方がいい。政治家を目指す方は、とりわけこの気持ちを忘れないで欲しい。

 『疑い』という意味では、日本にも、『火のないところに煙は立たない』と言う諺がある。これは、読んで字のごとく、煙が立っているという事は、火が出ているという事だ、というところから来ていて、やはり、怪しがられる様を表した表現である。火元を探すのが好きなのが日本人の特徴でもあるが…

 日本のマスコミも、火元ばかりを探すのではなくて、ジャーナリズムの根幹としての、『自分も強い人間ではないけれど、ジャーナリストとしての誇りはある』という様な人に出てきて頂きたい。政治では、野党に落ちた自民党の谷垣は批判しかしていない。駄目である。

|

« 運と欲望の関係 | トップページ | いただきますと日本文化 »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

投稿: 履歴書の添え状 | 2010年8月20日 (金) 09時33分

 履歴書の添え状さんへ。どうもありがとうございます。自分も気楽に書いているので、気楽に遊びに来てくださいな(笑)。

投稿: Takehiro | 2010年8月21日 (土) 04時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54007226

この記事へのトラックバック一覧です: 李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず:

« 運と欲望の関係 | トップページ | いただきますと日本文化 »