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友人との懐かしい思い出 その1

 以前、我が家に遊びに来てくれた友人とは、何回、一緒に鍋をつつきあったか解らない。もちろん他の友人も含めてのことだが、彼は自宅の離れに住んでいたので、伺いやすかった。彼の部屋である離れでは、いろんな話を交わしながら、キムチ鍋をよくやった記憶がある。

 私が大学院を辞めた最初の夏休み、はるばるスクーターで彼の離れの部屋まで行った記憶がある。事前に、電話かメールで、一週間程ご厄介になってもいいかなあ、と話したら、彼は快諾してくれた。基本的に食事は外で食べ、風呂は銭湯に通っていた。一度だけおばさんのオムレツか何かを頂いた覚えはあったが。夜には、彼の部屋で話したりもしたが、一晩だけ、私一人で寝たこともあった。それでも彼は全然気にしなかった。

 彼の家は東京のど真ん中にあるので、スクーターであちらこちらへと行き、東京見物を楽しんだが、いつも神保町の本屋街で、足が棒になるまで立ち読みしていた。買った書籍は主に文庫本だったが、五万円分ぐらい買ってしまい、彼の家の側のコンビニから、自宅に段ボール箱で送った筈だ。

 彼は高校の時、体操部をダンス部に変えてしまった男でもある。文化祭で、マイケルジャクソンの『Smooth Criminal』をやろうと言った際、一人だけ反対した奴がいたそうだ。仕方がないので「解った。お前がマイケルをやれ」と彼が言った途端に、「やる」という返事が来たそうである。その話を聞いた時、私は、「現金な奴だなあ。でもそいつにマイケル譲ってやったから上手くいったんだと思うな」と述べたら、「だろ。俺が中心になり過ぎちゃあいけなかったんだ」と彼は応えた。そうして、彼が、「当時のビデオがあるけど観るか?」と言うので、私が、「Sure」と応え二人して観た。相当盛り上がっており、終わった後にはアンコールの声援が飛んでいた。「素晴らしい舞台だな」と私が言うと、彼は嬉しそうな顔をしていた。

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