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坊主の尻拭き

 先程まで、うたた寝していたのだが、サッカーの試合をTVでやっていたので目覚めた。その時、お袋は誰かと電話していた。後で聞くと、お袋の弟に当たる叔父さんからの電話だったらしい。何でも、今日の運動会で、甥が徒競走で一着を取ったとの事。

 叔父さんの息子さんが産まれた時には、私は、丁度大学生であり、母方の田舎に単身帰っていた事もあり、お祝いに短歌を送った覚えがある。五月の端午の節句には、立派な五月人形と共に、祖母が私のへたくそな短歌を、清書して飾ってくれたらしい。祖母も俳句に凝っていたので,そういう事になったのだろう。

 それにしても、私は、短歌は得意だが、俳句はまるで駄目である。川柳と言った方がいいかも知れない。下品だが、私が作った短歌で気に入っているのは、『四光にて 次に望むは ススキ野の カス札引くに 坊主の尻拭き』という一句である。花札を題材にしている。四光とは二十点札四枚を集めている事になる。それでも役にはなるのだが、赤字に白の月がススキ野原で浮かんでいる、最後の一枚の二十点札を取って五光にしようとしたら、欲をかいた分だけツキが落ち、カス札を引いてしまった、というニュアンスである。また、月の二十点札は、別名『ボウズ』とも言う。別に坊さんが便所で尻を拭かなくてもいいのだが、ボウズと坊主を掛けてみた。我ながら、汚い短歌だと、反省している。

 叔父が独身の頃、朝一番の新幹線に乗るために、祖母と私と弟は、広島の叔父のアパートに泊めてもらった。その時、私は、ボロアパートにもかかわらず、「おじちゃんのマンション凄いねえ」などと本気で言っていた。アパートとマンションの区別が付かなかったのである。『まいったなあ』という顔をしておられたが、今では、広島の一軒家の主である。叔父さんも頑張ったのだ。今では某企業の営業成績がトップだとか。

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