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あげまん

 私の友人の奥さんは相当の『あげまん』である。友人も、そこに向上心を感じて頑張っている。奥さんは、相当、頭が切れる。一方で、育児のために会社を辞めた。友人はその分も頑張っている。奥さんが切れ者過ぎて、閉口したこともある。料理の上手な方だが。

 『あげまん』という、故伊丹十三氏の作品がある。何年か前に観たが、『あげまん』とは、一夜にしてならずということを感じた。小さい頃からのけじめが、将来の幸福に結びつくという様な映画でもあった。僕は、仏画をもらったお礼に、このblogの本を友人に送った。現在は小学校の中学年の娘さんが読んでいるらしいが、奥さんの反応は冷たかった。友人に言わせると、「もっと精進しなさい」という意味らしいのだが、最初は落ち込んだ。でも、人間、向上心を無くすことは、好奇心を無くすのと同じことだ。素人がblogの可能性を論ずるには些か波が大きい気がする。

 昨日の夜だったか、その友人からショートメールが届いた。TWITTERなのかと聞いたら、彼は断固として、TWITTERなどいじっている暇がないと言った。私もblogではなくtwitterになるべきか迷ったが、twitterでは文章にならない→書いてる意味がない、という結論に帰着した。大体、文字数制限があるなど論外だ。これらが、また、繰り返し繰り返し日本語を破壊する。言葉を破壊するということは、その国の文化をも破壊する問題である。政治家が駄目なら、民間交流らから始めようと言っていたのは、大江健三郎氏であるが、賛成である。そうしてしか、人の交流などできない。氏も金銭的に困っていらっしゃるらしいが、私の方がひどい。氏の新編である『水死』を買おうか買うまいか三十分悩んだ結果である。

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