« どうやって神戸に帰ろう? | トップページ | 現在神戸 »

映画『交渉人』を観て

 映画を観るまで、僕は『交渉人』シリーズがTVドラマだったということを知らなかった。ただ単に、他の映画での予告編を観て、面白そうだから観ることにした。主人公、宇佐木(米倉涼子)が全体を通して活躍するのだが、トリックが矛盾だらけで、ちゃちに見えた。

 また、この映画のいいところは、悪役の配置にも気を配った点にある。存分に悪役に見えたという所だ。これにより、宇佐木や警視庁特殊操作係のチーフである桐沢(陣内孝則)の行動がリアリティを帯びた。このコントラストがいい。その中に人間味が出ている。

 最初の爆弾破裂事件にせよ、飛行機のハイジャック事件にしろ、現実味が薄かった。何処でどう交渉しているのかも、曖昧だった。矛盾だらけの中、決して上質の映画とは言えないが、サスペンスとしては、手に汗握るシーンもあった。オチも二転三転して楽しめた。

  僕はTV嫌いなので、ドラマが存在することを知らなかったが、その分だけ、映画では期待を込めていたのだが、空振りに終わったというのが感想である。もちろん、役者は精一杯の演技をしているのだが、その分だけ、無理があったし、『交渉人』というタイトルが不発に終わった様な気がする。交渉の余地を赦さない悪役達だったからかも知れない。結局、交渉していないのだ。

 お客さんの入りはまずまずだった。私はハズレくじを引いたなどと、厳しいことを言ったりもする。

|

« どうやって神戸に帰ろう? | トップページ | 現在神戸 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54007118

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『交渉人』を観て:

« どうやって神戸に帰ろう? | トップページ | 現在神戸 »