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映画『おとうと』を観て

 映画の『おとうと』を観てきた。平日にしては結構な賑わいようで、前からに2列目の席に座った。始まるまでは、眠くて眠くて仕方がなかった。しかし、いざ始まると、眠気がすっ飛び、スクリーンにかじりついた。思えば、あんなに泣いた映画はなかった。親父の葬式でも涙を見せなかった私が、人前で泣いているのである。おかしな気もしたが、親父の時は、がんになってから八年闘ってくれたから、覚悟も決まっていた。しかし、作品の最後を観てしまうと、やはり涙がこぼれた。酸素マスクを観た瞬間に、親父のことを思い出してしまい、不覚にも泣いてしまった。

 ストーリーは、姉の吟子役(吉永小百合)と弟の鉄郎役(笑福亭鶴瓶)の兄弟愛を描いた物である。吟子は東京で小さな薬局を開業しているのだが、鉄郎は大阪に住んでいる。吟子にさんざん迷惑を掛ける鉄郎だが、つきあっている女性がいるとなると、吟子は、「結婚しなさい。そうして子供を設けなさい」と説得するが、鉄郎は、「わいみたいなのから生まれた子供は絶対に不幸になる」と言って受け付けない。それでも吟子は、「あなたが不幸だと思っているなら、子供を幸せにしてあげるように努めなさい」と言う。鉄郎は相手にしていない。

 あらすじはここまでにしておくが、鶴瓶があんなに演技が上手いとは思わなかった。吉永小百合が大根役者に見えてしまうのである。まあそれはいいとして、この作品、人の死を見届けたことがある者ならば、必ず泣ける。悲しいけれど、この作品はハッピーエンドだったと信じたい。

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