« シカゴの街 その2 | トップページ | スケジュール調整の難しさ »

深夜の停電

 夕べ、日が変わる頃に僕は目覚めた。部屋の電気を点けようとしても点かない。あわててお袋を起こし、「停電だ」と伝えた。心細い懐中電灯を持って、ブレイカーを観に行った。するとONになっている。しかし、隣の家の電気は点いている。電話も使えない中、不思議に思った僕は携帯で104に電話し、電力会社の電話番号を聞いた。と同時に、改めて電気のありがたみを再認識した。

 当初は停電かと思ったりもしたが、指示されるままに再びブレイカーへと向かった。その懐中電灯の明かりの心細いったら、無かった。すると、ブレイカーの側に置いてある、ゴキブリホイホイ式のねずみ取りから、「ヒュー、ヒュー」という鳴き声がする。こいつが原因だろうと思った私は、ねずみ取りを手にとって、ブラインドとなっていたメインブレーカーを観た。案の定OFFになっていたので、ONにしたら、電気が復活した。電力会社の方に謝って、電話を切り、一件落着となった。何とも騒がしい夜であったが、無事に解決したのでよかった。

 それにしても、ネズミが台所のブレイカーから出て来るのは、危険である。万が一漏電でもしたら、火事になる。母によると、これまで三匹ほど、罠にかかったらしい。台所の脇の庭に、穴があったらしいので、砂利で埋めたそうだが、もう一度、見直す必要がある。

 ネズミといえば、大江健三郎氏を思い出す。いつだったか、新聞のコラムに、専門業者に頼んでも無駄だったが、妻が提案した、単純なるゴキブリホイホイのような罠にネズミは引っかかった、というような事を掲載されていた。そこではネズミとの駆け引きが書かれており、面白おかしくも、単純な罠に引っかかったネズミへの愛着さえ感じさせられる文章が載っていた。さすがはプロと、痛感した次第である。

|

« シカゴの街 その2 | トップページ | スケジュール調整の難しさ »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54007006

この記事へのトラックバック一覧です: 深夜の停電:

« シカゴの街 その2 | トップページ | スケジュール調整の難しさ »