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泰山鳴動、ネズミ一匹

 久々に、故事成語について述べようと思う。受験シーズンも近いことだし、そのニーズに応えるべく筆を執った次第。中学一年の時の記憶なので、曖昧なのは許してほしい。さて、何から述べようか。

 泰山とは中国にある山なのだが、古来より中国人が非常に神聖な山として扱っている山である。あの『論語』で有名な孔子も登ったとされる。現代では、日本の旅行会社などもツアーを組んだりしている。今は知らないが、山頂までの階段の写真は、中学の国語便覧などにも載っていたので、インパクトが強かった。

 さて、そんな神聖な山である泰山が、唸りを上げて、鳴動した際、中国人が、なんやの災いの予兆なのではないかと、不安に思い、心配が止まらなかったというのが前半の故事である。そんな中で、恐れをなして、騒ぎ立てていたら、泰山からネズミが一匹出てきただけで、泰山の鳴動は収まった、という故事である。つまり、徒に疑心暗鬼になったりしても、案外、物事の事実は大したことではない、ということで、様々なニュアンスで用いられる。例えば、明日が地球最後の日です、などというニュースが流れ、民衆がパニックになったとしたら、次の日、あれは間違いでした、というだけで、みんなずっこけてしまう。こういう状況を『泰山鳴動、ネズミ一匹』というのである。似た故事成語で、『杞憂』(余計な心配をすること)という言葉もある。こちらは由来を忘れてしまった。

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