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蛍雪時代

 私が中学生の頃、学校の図書室の雑誌コーナーに、『蛍雪時代』という雑誌が置いてあった。主に受験生向けの雑誌だったが、現在、発行されているかどうかは知らない。ここで言う『蛍雪』とは、やはり中国の故事であり、昔の人は、夜、明かりがない中でも勉強する為に、蛍の光や、月明かりが雪に反射する光で勉強したという話である。受験のためだけの言葉だったか、どうかは定かではないが、そこまでして努力する様を指す。

 また、私が小学生で、中学受験を控えていた頃、机で居眠りをしてしまった。偶然、居合わせた親父が、「昔の人は勉強中に眠くなると、足のモモの部分を錐で刺してまでも、眠気に打ち勝とうとしたらしいぞ」と諫められた。それからの私は、勉強中に眠くなるとシャープペンシルの先で、足のモモを刺すようになった。もちろん、血が出ない程度での話である。しかしながら、なかなか眠気は去ってはくれなかった。

 やがて、高校生になり、大切だと思う授業の最中に眠くなると、私はこれをやった。遊びたい盛りで、遊びまくっていたが、それが原因で勉強をおろそかにすることは、言語道断だと感じていたからである。その代わり、どうでもいい授業の時は爆睡していた。私は未成年でも授業を聞くか聞かないかを、自分で判断する権利があってもいいと思う。嫌でも起きていなければ許さない教師の授業に限ってつまらないものである。迷惑をかけない限り、強制する方がおかしい。そういうときは、黙って本を読んでいた。

 これから受験シーズンで、追い込みの時期の方も多いと思うが、病気だけには気をつけてほしい。

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