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ノスタルジーについて

 確かに懐古主義という意味でのノスタルジーは危険だ。後ろばかりを振り返って、前を見ようとしないからだ。そんなことは、じいさん、ばあさんになっていから、いや、死んでからやればよい。悪い酒の飲み方のように、浸っていると、肝心な、『今』が見えなくなる。少なくとも俺は、前向きでいたい。

 しかし、ノスタルジックな要素を欠く人間というのも、味気ない。だからノスタルジーとは男なら背中で、女なら雰囲気で出せばよいのだ。芸人なら芸の肥やしに、俳優なら演技に、勤め人ならば家族に生かせばよい。忘れられないのは、詩人だけでよい。

 また、私は、『リセット』という言葉も大嫌いだ。後悔の固まりみたいで嫌気が差す。誇り高き人間ならば、過去に下してきた、己の決断に誇りを持てるはずだ。それらを全部チャラにしようなどという甘い考えは、少なくとも私は持たない。『これから』が勝負なのだから。

 リセットではなく、『リフレッシュ』という言葉に置き換えるべきだ。

 とは言いつつも、このblogは、思い出話も多い。これからも書くだろう。しかし、それらの全ては、後悔したり、昔を懐かしんだりするものではない。単に締め切りに追われて、苦し紛れに書いているだけだ。現に、昔のblogの内容など忘れてしまった。

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