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『イングロリアス・バスターズ』を観て

 タランティーノ監督が、第二次世界大戦下でのナチスを徹底的に敵視した、良く出来たフィクション映画である。五つのチャプターに依って構成されている。内容も楽しめる作品だが、音楽が素晴らしいと感じた。また、繊細さはないが、肉食系の、単純に楽しめる映画だと感じた。舞台はナチス占領下のフランスである。

 第一章。ユダヤ人を匿っていた家にナチスのSSがやって来て、床下のユダヤ人に発砲する。そんな中、十八歳の少女一人が逃げ延びる。この少女は後に、小さな映画館のオーナーとなる。また、SSを指揮した大佐が全体を通していい悪役ぶりを演じていた。悪役がいいと映画が引き締ると感じた。

 第二章。アメリカから派遣された、ナチ狩りの精鋭軍団・バスターズ(約十名)の登場である。指揮官は、主演のブラッド・ピッド。「ナチを殺して頭の皮を百個はいでこい」と、部下達にに命じる。そしてナチスの制服を着た連中を殺しまくる。

 第三、四、五章章。逃げ延びた少女の経営する映画館で、ナチスの幹部が集まり、ナチス映画を上映することが決まる。そこから、少女とバスターズらの壮絶な復習劇が始まる。

 この映画を観ていると、言葉のアクセントや癖などで、敵を見抜くナチスの執拗さにゾッとする。また、この映画自体は外国では大ヒットしたらしいが、私が観たときには劇場に1/3位しか客が入っていなかった。それが意外だったが、深みに欠けたからだろうか。

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