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『2012』を観て

 一言で言えば、現代版『ノアの方舟』の物語である。2009年、インドの研究所で、物理学者達が、2012年の惑星直列と共に、太陽活動が異常に活発になった結果、極端な数のニュートリノが地球の内部を高温にし、地球全体の地殻変動が活発化、世界各地で大地震が起こり、それに伴う大津波を予測。そしてそれが現実化するというストーリーである。

 この世界滅亡の日についての情報は、各国首脳の間で、トップシークレットとなる。全人類を救うのは不可能であるから、大混乱を避けるためにそういう処置が採られた。ただし、10億ユーロ払ったら、方船のチケットが手に入るという極秘情報がVIPの間で流れる。

 そんな中、カリフォルニアに住む、ごく普通の主人公の家族は(正確には元家族)イエローストーン国立公園で、謎のDJからこの情報を受け取り、一か八かの逃走を計る。時は2012年、大地震が地面を砕き、世界規模で都市が破壊される。これらのCGが圧巻で観る者を釘付けにする。スリリングで時間を忘れさせる。一方で、世界の終焉の日を迎えた人類のありかたうや、別れのシーンの演技力には疑問を感じた。

 この映画、確かに面白いのだが、アメリカ映画の特徴である、『分り易すぎる』という域を脱していない。映画は金をかければいいという物でもない。…まあいい。私が疑問に思ったのは、イエローストーン国立公園のDJが、何故、極秘情報を知っており、方舟のありかまで知っていたかということだ。

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