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『南極料理人』を観て その2

 この映画、『南極料理人』は、おもしろみを一言で伝えるのが難しい。様々なイベントがあって、いくつか紹介するだけのこととなる。それだけ面白かったということだ。

 打ち解けてきた仲間が、赤ワインで雪上に、ダイヤモンドを書いて野球をする。合計八名なのに、どうするのかと思ったら、次の画面に飛ぶ。みんなが赤ワインの染みた氷を旨そうに食べるのだ。この時点で、隊員みんなの繋がりは高まっている。

 そんな中、料理担当の堺雅人が、トラブルに巻き込まれるが、数日いじけた後で、手打ちのラーメンを作ってみせる。料理はみんなで、「頂きます」というはずだったのが、独りだけ観測熱心な隊員が隊長役の、きたろうに、「見事なオーロラがでています。観測しなくていいんですか?」と言うが。隊長は、「そんなもん知るか」と皆とラーメンをすする。こんなにおいしそうなラーメンは観たことがない。やがて、みんな髪も髭もボサボサになってゆく。唯一のの娯楽は朝のラジオ体操。男ばかりの世界を伺わせる。その他、エピソードは実際にご覧下さい。一つだけ気がつくのは、一人を除いて、みんな適当にしかやっていなかったということだ

 私はこの映画を観て、待っている家族の冷たさを感じた。家庭でのTVのチャンネル権は娘。家族のワガママも笑って済ます。要するに躾がなっていないのだ。私の亡父は、メーカーに勤めていたが、単身赴任拒否宣言をしたそうである。理由は、家族が壊れるからということであった。他人に文句を言わせないような仕事っぷりだったらしい。感謝、余りに余りて目頭熱く、ご恩返しの出来なかったことで、濡れたハンカチを取り出す。どうぞ、父上、母のことはお任され下され。

 パロディ映画なのに何か暗いオチになってしまったな。映画の方は生命力に満ちあふれた、いい映画です。機会があったら皆様もどうぞ。「いや~映画って、本当にいいものですね」

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