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本宮ひろ志は本当にペンを折るのか?

 最近のニュースを見ていると、薬物関連の物が多い。そんな中で、目立って取りざたされてはいないが、元JRAの騎手・調教師であった田原成貴容疑者が覚醒剤の使用疑惑で捕まった。現役時代は私の好きなジョッキーでもあったので、残念である。

 田原容疑者はこれで二度目の検挙となる。調教師時代に、羽田空港で、わざと包丁を持ったままゲートを通過しようとし、空港警察に捕まった。その際、シャブもやってますよと、自ら公言し、陽性反応が出た。何故このような暴挙に出たかということを記すと枚挙にいとまがないので、簡単に述べると、自厩舎の従業員に厩舎を目茶苦茶にされ、調教師業がにっちもさっちも行かなくなった時、田原厩舎は、ほぼこの男によって潰された。その不条理を、自ら被告となることによって、法廷で訴えかけようとしたのだ。この事件の時の田原容疑者の身元引受人が、漫画界の大御所、本宮ひろ志である。

 ところが、実際の裁判では、厩務員の目茶苦茶ぶりがあからさまになったにもかかわらず、田原のみに刑罰が降りた。この事は数日後の週刊文春で、裁判を傍聴していた本宮ひろ志が暴露した。そこでは、様々なことが書かれていたが、もし田原がもう一度シャブに手を出すようなことになったら俺はペンを折る、と書かれていた。十年前の話である。

 それからの田原は、本を出したり、漫画の原作を書いたりしていたが、全然パッとしなかった。彼が長身のジョッキーであったが為に、現役時代からシャブをやっていたのではないか?などという説が有力視される風潮もあった。田原容疑者は自著で、男として本宮さんを尊敬している、と語っていたが、今回の犯行は恩師を裏切ってまで、シャブに手を出したということは、一度、冗談で手を出しても、シャブ中毒になるというということでもある。

 さて、本宮ひろ志は、本当にペンを折るのだろうか?個人的には残念であるが、『男の中の男』を売り物にした作風が多いということからも、実際にペンを折るのではないか。そうなった場合、田原は許されないことをしたという点で、自分を陥れた厩務員と変わらない事をしていることになる。皮肉な話だ。

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コメント

この件に関して興味を持っていました
今日の読売新聞に一面広告でデカデカと新作の宣伝をしていました
本宮は男ではなかったようです
残念です

投稿: | 2010年4月 7日 (水) 12時59分

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