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いい結婚式だったなあ その3

 楽しかった宴も、やがてお開きの時間を迎えた。最後に新郎が挨拶するのだが、少し緊張していた様子、しかし、しっかりと締めくくった。笑いと拍手が絶えない結婚式で、みんなが二人のことを祝っていた。『こういう結婚式もいいものだな』と感じる。最後に新郎新婦とご両親に挨拶をして本当のお開きとなるのだが、その際に、私はどの結婚式でも、新婦の方に「お綺麗ですよ」と、一言、声を掛けることにしている。女性にとって人生で一番輝く時だと思うからだ。

 その後ホテルを後にしたのだが、大学時代の友人と「どっかで飲もうか?」ということになった。まだ昼の三時だが、恵比寿ガーデンプレイスの入り口に所に、都合よくビアホールを発見。みんなで近況について話したりした。一人はTOTO勤務だったので、最近の便器論について話を振ってみた。私が「最近の便器って、タバコの吸い殻一つでも流れるんだよな。あれは凄い」と言ったら、「そうなんだよ、軽い物でも流れるようになったんだ、って吸い殻捨てたら便器が詰まるぞ」と返してくれた。するともう一人が、「軽い物が流れるっちゅうことは、今日の新郎のS君も流れるっちゅうことやな」などというので、みんなが大爆笑。まじめな話では、みんなが、いい披露宴だった、と言っていた。明るい披露宴だったし、何より飯が旨かった、などと花より団子的な会話をしていた。一緒に飲んでいた仲間の一人で、シナリオライターの勉強をしていた友人がいたので、いろいろと聞いてみた。ト書きはどう書くのかとかいろいろと教わった。彼は仲間の中でも無口な方なので、私が話をフッたのはいいのだが、気がついたら、二時間ぐらい経っていたのでみんな家路につくことになった。

 恵比寿の駅で固い握手をして別れたのだが、シナリオライターの勉強をしていた友人とは同じ方角である。暑いので、ネクタイを取った私に、彼は、「何のために書いているのか解らなくなった」と呟いた。昔ほどの精彩もない彼に、私は現在の状態を聞く気にはなれなかった。私はゆっくり歩くけれど、彼は歩くのが速い。その違いが原因なのかな、と漠然と感じた。   (明日はこれについて書く)

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