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一炊の夢

 『一炊の夢』とは、別名で『邯鄲(かんたん・中国の地名)の夢』とも言う。中国の故事成語である。いつの時代のことだか忘れたが、内容は、ある青年が大志を抱いて、科挙(中国の官僚の試験)を受験しようと、都へ旅をする道中での物語に関する教えである。

 場所は邯鄲でのことであろうし、一炊というぐらいだから、短い時間であろう。主人公は旅の道中で(何屋か忘れたが)一服休憩をする。すると老人が近付いてきて、不思議な枕を主人公に渡す。主人公はその枕で眠るのだが、自分の将来についての夢を見る。

 見事科挙に合格し、素敵な家族を設ける。ここまでは幸せなのだが、今度は、同じく官吏となった者達の足の引っ張り合いが始まる。容赦のない策略・策謀によって主人公一家は左遷されてしまう。挙げ句の果てにはお家断絶・・・となったかどうかまでは覚えてはいないが、ひどい仕打ちを受けることになる。

 ここで、主人公が目を覚ます。老人に枕を返すと、この世の儚さに嫌気が差した主人公は、科挙を受けるのを止め、郷里に戻るといったようなストーリーだったと思う。中学一年の時に習ったことなので、多少の間違いはあるかもしれない。

 何故、この話を思い出したかというと、『およげたいやきくん』を思い出したが為である。上の故事成語で見た夢は、たいやきくんの歌詞のようなものだったのではないかと推測する。しかし、たいやきくんは、毎日毎日店のおじさんに焼かれても、売り物として食われてしまうし、海に飛び出しても、最後は釣り人に食われてしまう。たいやきは食べ物だから、たいやきとしての運命を全うするしかないのだが、これは生き物全ては死ぬという儚さであろう。無理矢理まとめてみると、結局、物事全ては、儚いものだ、ということにつきる。

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