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自分の力でやれ

 昨日、一昨日と、間抜けなカンニングのミスを記した。今日は大学三年の時のことである。大学三年というと、専門色も強くなり、私も、大学の機械工学科とは何をやっているのが知りたくなって、授業には出ないものの、図書館で本などを読んでいた。

 試験もきつい日程だったが、何とか試験勉強は終わらせた。すると、私の周りに、写させてくれという奴等が集まり、後ろから二番目の席まで確保されていた。それまでの遊び友達だったこともあり、今度は私がそいつらに写さしてやることとなった。四人にである。

 今まで数多くの業をしょっていた私は黙って写さしてやっていた。計五人が同じ答案を出すのだから、判定は『良』である。それでもかまわなかった。写させてくれという奴のうち、四人のうち三人は一科目だけだった。お互いのマナーである。しかし残る一人は、必修科目四科目全て写させてくれと来た。黙って写させてやっていたが、最後の試験の時に、後ろから声がした。すでに私が解き終わった問題である。「問題3、間違っているぞ、正解は・・・」というように、耳元で囁く。焦った私もそいつの言うとおりに書いたが、試験が終わってみると、始めに私が書いてあった方が正解で、そいつは嘘っぱちだったのである。悪気はないのだろうが、軽く蹴りを一発足に入れておいた。そして二日後、

 電気工学の回路の設計問題で、そいつはまた私の横に座り、「今日もよろしくな」と言われ、徹夜明けで青白い顔をした私はついにキレた。「バカ野郎!!、俺は昨日一睡もしていないんだぞ!! お前、顔色いいなあ、・・・少しは自分の力でやれ!!」と言ってそいつに見せはしなかった。しかし、そのもめ事を知らない、別の遊び友達が私の後ろに座り、「助けてくれ」というので、そいつには黙って写させてやった。これらは全て大学三年の前期試験でのことであるが、後期に授業に出だすと、また様相は変わってくるのである。

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