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酔って候

 昨日は潰れるまでで飲んだ。焼酎を延々と飲み続けた。今日もそうしたい気分だったが、お袋の「体を壊すから止めておきなさい」の一言で我に返った。昨日は一時過ぎ頃に寝たらしいのだが、今朝の五時には起きていた。お袋は、最後まで話に付き合ってくれたそうだ。私が、「今日は潰れるまで飲む」と宣言し、「たまにはそういうこともあるでしょう」と言って、黙ってお袋は僕の話を聞いてくれた。もやもやした気持ちの私には大変ありがたかった。では何故そんなに私は飲んだのか?

 詩が書きたかったのである。しらふで書けるほど、私は成熟してはいない。しかも恋愛詩しか書かない。十編ほど書いたが、どれも駄作だった。その中でも、しこりのないやつを、昨日のblogに載せた。相も変わらず、後で読んで後悔するというたぐいのものだった。私が詩人なら、もっと光を放つものを書きたい。

 ベロベロに酔った私は、母が観守る中で、現代風の連歌遊びをした。私が一筆したためて、母に問う。母は私に詩で応える。そして、今度は私に問いかける。同様に、私が応え、再び母に問いかける。お袋はしらふである。私が哲学を問う中、お袋は暮らしで応えた。嫌になって三十分くらいで破り捨てた。でも、お袋に、詩の才能があるのは驚きと共に不思議だった。

 誰が誰より偉いだの、誰が誰よりどうだのと言っている暇があるのか(一部改・宮沢賢治)

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