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花蓮の街

 二年ほど前のblogで、宿は花蓮駅から遠くなく、噴水があり、小さな街である。と、記憶のままに綴ったのだが、そうではなかった。駅前にある宿だから楽勝で判るだろう、という思惑はぶっ壊れ、駅からかなりの距離にあることを知った。僕の勘違いかどうかを確かめるためにインフォメーションセンターで訪ねた。すると、駅は32年前からここだと言う。まるっきり僕の勘違いだったのだ。宿まで相当な距離があることを覚悟した私は、タクシーに乗った。初乗り運賃が100台湾$(台北では70$)だった)ことにも驚いたが、思いの外、広い街であることに驚いていた。路地を覚えるのが面倒だとも感じた。

 懐かしい噴水の場所に着くと、少しチップを上乗せして料金を払った。大きな荷物を抱えていたからだ。そして宿のおばさんに「ただいまです」と言って、三年前にお世話になったことを告げた。おばさんは歓迎してくださったが、僕のことは覚えていないようだった。

 32年前以上昔だったら、そこは駅前の一等地だったのだ。駅の場所が変わると聞いて、一番ショックだったのはおばさんだろう。僕はそこを傷つけないように、やんわりと話した。

 おばさんは面白い人で、寝坊助の僕を起こすのに苦心されたそうだ。ツアーを申し込んでいるのに、モーニングコールには出ない、ドアをノックしても爆睡、仕方なく私の部屋に入ってきたおばさんは、足の裏をくすぐっても起きなかったと言った。無理矢理、起こして貰ったのだ。次の日に朝早く目覚めたら、驚いていらっしゃったが。

 おばさんの宿は、『金龍大旅社』といい、『地球の歩き方』にも載っている。Bathも小さいけれど、日本風の深い物だ。向かいには日本料理のお店もある。

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