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余命宣告

 久しぶりに親父の夢を見た。内容は忘れてしまったが、確かに親父の夢だった。弟と歳が近いせいか、ガキの頃は弟がお袋に甘えるので、自然と私はパパっ子になっていた。もちろん両親の方針は兄弟平等で、同じように教育機会が与えられ、同じようにかわいがってくれ、同じように愛情を注いでくれた。親父には怒られたことはあっても、殴られたことは一度もなかったし、「勉強しろ」と言われたことも一度もない。母は、どんな状況でも、やりくりして食べさせてくれた。

 去年の七月頃、父は余命宣告を受けた。余命半年だ、と。その時点で私は何も知らなかった。暫くして、胸水を取るために一週間ほど入院することになった。父と母は退院したら、私に余命宣告を受けたことを伝えようと思っていたらしい。しかし、父の症状が悪化し、結局、三週間ほどの入院を経て他界した。

 余命宣告とは残酷な物である。しかし、もし、一週間の入院で退院したとしても、家の中には耐えられない空気が流れたであろう。それに、小泉政権の弱者切り捨ての方針から、父は、もう、病院に戻ることはできず、ホスピスという死を待つ人々の施設に入ることになっていた。こんな残酷な制度もない。小泉はロクな死に方をしないだろう。

 さて、明後日はお彼岸。墓参りに行く予定だ。晴れてくれればいいのだが。

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