« 無事帰国 | トップページ | 帰国してみると »

money money money

台湾でタロコ渓谷のツアーに行った時、ベルギー人の女性(既婚)と二人で参加することになった。ワゴン車でガイドさんが英語と日本語で案内してくれた。僕は二度目だったので、その人の顔を覚えていた。タロコで工場やら宝石屋さんを経営している人だ。

 行きは晴れてくれて、充分な観光ができた。ベルギー人のおばさんも、いろいろと写真を撮っていた。ガイドの社長さんは丁寧に案内してくれた。とても紳士的だった。

 観光が終わり、車で戻り始めると雨が降ってきた。「We are lucky!」とその社長は言った。この時点でベルギーの女の人は、社長だとは気付いていない。その後、昼食を食べながら、その女性といろいろと話した。すると、同じホールに、中国語を話す団体さんが多くやってきた。食事を終えた私と彼女は、話をしながら、帰るのを待っていた。そこにはタロコでとれる宝石類も売っていた。食事を終えた団体さんが買い漁る中、社長は必死に営業していた。僕もおばさんもかなり待たされた。おばさんは、「彼は私たちの専属のドライバーではないの?」と聞いてきたので、事情を説明した。そして、出発は30分後だと。すると彼女は社長に文句を言いに行った。雨の勢いは強い。・・・戻ってきたおばさんは、そこの店の、破った名刺を僕に見せ、「彼の頭の中ではお金のことしか考えてはいない」と言って、「He has two mouth. double face.」と言った。僕は破った名刺を燃やすのに「ライターを貸してあげようか?」と言ったらさすがに彼女も「いいわよ」と断った。結局、社長の息子が車を運転して、宿に戻ることになった。

 車の中で彼女は、「確かにお金は必要なものだけれど、お金のことばかり考えていたら、いろいろなものを失う。いろんなものを壊してしまう。世の中にはもっと大切なことがあって、健康とか思いやりの方が大切なのよ」と英語で僕に言った。私は、「僕もそう思う」と言った。社長の息子はボンボンで、英語が解らないので、お互い、言いたい放題に言っていた。と同時に、拝金主義者のことを考えると憂鬱だった。

 ベルギーの女性と別れ際に握手して、「Nice to meet you」と挨拶した後、僕もホテルに戻った。気分は最悪だった。そんな中で、宿のおばさんと四時間くらい話して、癒されたのである。

 

|

« 無事帰国 | トップページ | 帰国してみると »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54006716

この記事へのトラックバック一覧です: money money money:

« 無事帰国 | トップページ | 帰国してみると »