« う~む | トップページ | 不景気すぎる »

親父亡き後

 親父亡き後、いろんな悲しみがあったが、囲碁・将棋を指す相手がいないというのも残念だった。前に公約した通り、将棋盤は弟にやるつもりだった。でも、弟は、いくら形見分けと言っても受け取らなかった。親父と割り勘で買った物だ。

 現在、我が家には将棋盤と、親父が形見分けに頂いた囲碁番がある。これらが現在眠ってしまっているのだ。売る気はない。しかし、相手のいないゲームだと思い知らされればされるほど、親父と指していた日々が懐かしい。もちろん、二人とも素人なのだが。

 それにしても囲碁・将棋盤がかわいそうである。私に子供でもいれば速攻で手ほどきするのだが。・・・親父との、囲碁・将棋では賭けることはなかった。その代わり、我が家のみの名人戦などをやっていた。それでも充分に楽しかった。

 通算では親父に負け越していると思う。囲碁は置き碁だったし、将棋でも苦戦した。お互い酒を飲みながら指す。置き碁の場合圧勝することもあったが、将棋はいつも、お互いに考え込んでいた。私の将棋の勉強法は、新聞の将棋欄を頭の中で動かすだけである。これでは強くはならない。やらないよりはマシぐらいである。

 お互い余り差がなかったので楽しかったのだと思う。お互いに新戦法のつぶし合いだった。新戦法とは言っても、飛車を振るか振らないか程度である。それでも私にはとても嬉しい時間だった。親父の帽子をかぶりながら、しみじみと去りし日を思う。

|

« う~む | トップページ | 不景気すぎる »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54006607

この記事へのトラックバック一覧です: 親父亡き後:

« う~む | トップページ | 不景気すぎる »