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尼僧が源氏物語?

 長らく疑問に思っていたのだが、某尼僧が源氏物語を訳して出版した件、これはいかがなものかと思う。尼僧とはいえ僧である以上、余り俗なことはするべきではない。むしろ徒然草辺りを訳すのが本筋だと思うのだが。某尼僧の思想がよく解らない。

 そもそも源氏物語とは、光源氏が様々な女性と関係を持つという事の連続である。文化的な価値は高いが、ストーリー展開は俗と言えば俗である。これを何故、世俗を絶ったはずの某尼僧が自分なりに精一杯の努力で訳して出版するのか合点がいかない。

 高校時代に、国語の教師が、この某尼僧の作品を酷評していた。「読む価値がない」ぐらいにボロクソに言っていた。だから私は立ち読みもしたことがないので、上の私の意見は無責任かも知れない。しかし、上記のような疑問を感じる方も多いのではないか。ちなみに、この国語の先生はひと月に百冊以上読書されていた。読み終わった本を家に置く場所がないので、泣く泣く古本屋で売っていたそうだ。

 この某尼僧、TVに出たり講演をしたりとずいぶんと忙しそうであるが、本業のお勤めはきちんとやっているのか。作家なんだか僧なんだか解らない振る舞いである。あまりに世俗に触れすぎていて、納得がいかない。昨今の僧の堕落は甚だしい。その象徴とも言うべき存在でもある。物を書きたきゃ書いてもいい。しかし、僧としてもっとやるべき事が他にもたくさんあると思うのだが。如何に。

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