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マサイ族の若者と蜂の巣取り

 大分前にTVで観たことだから、本当か嘘かは解らない。アフリカのマサイ族についての番組であった。そこでは、成人した男子数名が3~4人のグループで、一人前になるための旅をするという。宿泊場所は所々のマサイ族の村である。狩りをしたりなどして、食物を得ながら、広い草原をひたすら歩く。

 村々には長老がいるのだが、勇敢な者でないと泊めてはくれない。旅の初日、四人がある動物を捕まえようとしたのだが、怯えて失敗した。その日の晩の村の長老は彼らを村に入れなかった。「勇敢でないならば、村の子供達に示しが付かない」と。四人は野宿した。

 明くる日、四人のうちの一人が蜂の巣を見付けた。すると何を考えたのか、素手でつかもうとしている。当然、腕は蜂に刺されまくれ、痛い。しかめっつらをしながら、なんとかもぎとろうとする。しかし、なかなか取れない。みるみる間に腕は腫れ上がっている。猛烈な痛さを我慢して、蜂の巣をゲットするのだが、これが勇敢さの証だという。長老も認めてくれて村に入ることを許された。一人前になるための儀式だという。

 ここまで観て私は大爆笑していた。方向性が違うだろうと。蜂の巣を素手で取ることが何で勇敢さの証なんだと。勇敢であることとは、逃げないことの筈である。ならば蜂の巣を取るのに、何で火を使わないのか不思議だった。棒の先に布を巻いて、火を点け、蜂の羽を焼いてしまうのである。そうすると蜂は襲っては来ない。勇敢さの前に、知恵を絞る方が先なのではないかと疑問視した。もし、猛毒を持ったスズメバチなどだったら死んでしまう。アフリカを感じると共に、何だかマヌケな成人の儀だと思った次第である。

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