« 散歩 | トップページ | 面倒だろうけれど書け »

仏壇一つとっても

 線香を求めて仏壇屋に行った。様々な種類があるので迷ったが、店員のお薦めのものにした。その後、現在、仏壇の購入を検討中との話をしたら、いろいろと説明してくれた。何でも仏壇とは、お寺をイメージしているとか(私の家の宗派だけかも知れないが)。仏教的な解釈を講義していただいた後、いろんなものを紹介されたが、漆塗りで金細工のものなどは優に百万を超していた。

 そういえば、母方の祖父の実家にある仏壇は、それだけで家が一軒建つぐらい立派なものだと聞いたことがある。仏像も素晴らしく、やはり、家一軒分の価値だとか。つまり仏壇と仏像だけで家が二軒建つことになる。亡き曾祖父が購入したものらしいが、これには驚いた。同時に、昔の人は信心深いんだな、と感心もした。

 昔の家には必ず、仏壇と神棚があった。ある坊主の説法で、仏壇は身内のご先祖を、神棚は、日本人の遠い総合的なご先祖を祀っていると語っていた。そして、「仏壇、神棚がある家に育った子とそうでない子とは、将来が大きく異なる」とも言っていた。これは当たり前だろう。先祖を祀り、畏敬の念を抱きながら育つ場合と、そうでない場合とは、将来の人間形成で大きな差が出るに決まっている。それが何代にも渡って続けば計り知れない違いとなる。私たちの抱える様々な問題や、様々な悩みなども、実はこうした些細な事から始まっているのかも知れない。仏に限らず、人など、何かに帰依しなければ生きてはゆけないものなのかも知れない。

|

« 散歩 | トップページ | 面倒だろうけれど書け »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54006502

この記事へのトラックバック一覧です: 仏壇一つとっても:

« 散歩 | トップページ | 面倒だろうけれど書け »