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『Desperado』

 『Desperado』とは、EAGLESの曲である。英語に堪能な友人が、我が家に泊まりに来てくれたときに、教えてもらった曲でもある。その後、訳してはみたが、異常に難しかった。翻訳の中でも、歌詞の翻訳が一番難しいのではないか。歌詞カードはデタラメだった。

 まず、友人は、『Desperado』自体が訳せないと言った。辞書を引けば『ならず者』とか載っているのにである。ニュアンスが違うというのだ。私もいろんな日本語を提供したが、上手くいかなかった。

 そして、曲を聴いてみると、歌詞カードでは、Your prison is walkin' trough this world all alone.と載っているところが違うと言った。そこは、You are a prisoner (who) is walkin' trough this world all alone.だろうと言っていた。すかさず私は、それだと、whoが一人称だからまずいんじゃないのか(省略していいのか)?と聞いたが、それは駄目だという話になった。では、と言っても、友人は微妙なニュアンスから、後者が適切だと言った。そして、こういうwhoの使い方は文法的にも許されないし、慣習としても許されないと言った。でも感覚として、whoを入れた風に聞いた方がいいとも言われ、私の頭は混乱した。別に彼が堅物な訳でもない。

 私は納得できなくて、prisonをDesperadoの中の妙なこだわりとして受け止めて、「そんな風だと、ずっとひとりぼっちだよ」ぐらいにしてはどうかと言ったが、友人は首を縦に振らない。文化の問題になるから、これ以上私には解らないが、友人の訳では、「お前はたった一人でこの世を彷徨う囚人なんだから」みたいな訳をしていた。

 そこから、友人との交流が今でも続き、EAGLESならホテカルとか他の曲も含めてやりとりしている。正直、ホテカルには十年費やした。一応の決着はついた。また公開するが、彼からはいろんな曲を紹介してもらっている。最近ではYUIの『Why?』だし、Stingとか、洋楽も多い。考えさせられるけれど、考えるのが好きなので楽しい。

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