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阿波踊りについて

 阿波踊りと言えば、夏に徳島で盛大に行われるお祭りとして有名である。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」というフレーズと共に、「チャンカチャンカ、チャンカチャンカ・・・」という音楽に乗って、あの、不思議な所作の踊りが続くという印象である。

 以前、夏前に、四国を車で旅したときに、徳島県の中部、吉野川沿いの地域で、夕方を迎えた。都合よく、車中泊をする場所が見つかったので、その周辺でコインランドリーを探し、洗濯している間に、夕食を採った。まもなく、洗濯も終わり、車中泊の場所に戻ってエンジンを止め、寝る支度を済ませると、何やら外が騒がしい。とっくに日が暮れていたのに、大人や子供が二、三十人は集まっている。そこはちょっとした広場で、照明もある場所だったのだが、不思議に思い、車を降りて、ベンチに腰掛けて眺めていると、どうやら何かの練習をしている様子。大人達数人が、笛などのいくつかの楽器を演奏し出すと、子供達が阿波踊りを踊りだした。そして、ワンセッションが終わる度に、手や足、腰の動きなどを大人達が指導する。それを何回か繰り返していた。

 邪魔にならないように見物していたのだが、練習が終わった後に、大人の方々と少し話をした。すると、夏の本番のためにゴールデンウィーク頃から練習を始めるらしい。大人から子供に伝承していくスタイルは、昔から変わらず、それが徳島県中で行われているとのこと。わずか数日間の「阿波踊り」のために、これだけの情熱をそそぐのか、と驚いたと同時に、「お祭り」を通じて地域コミュニティーが活性化されるのは、実はとてもいいことなのではないかとも感じた。住民同士が交流し、協力し合う姿には、見習う所もあるだろう。

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