« 音楽的大局観について | トップページ | 文庫本の思い出 »

愛国心とグローバリズム

 愛国心と言っても様々であるが、私は最低限のものは必要だと思う。最低限と言っても、君が代斉唱や国旗掲揚を義務づけるという方々とは考え方が異なる。憲法に於いて、思想の自由が保障されているのなら、押しつけるのはおかしい。また、愛国心というのは、押しつけてどうなるものでもない。政治的な判断なしで書く。

 グローバリゼーションがどうのこうのと、本当に意味が解って語っている人は少ない。もちろん、日本人の島国根性というのは現在でも溢れている。語学が達者でない人が多い、この国では、グローバリズム論はとりあえず置いておいて、いきなり、海外のどこかに行ってみることだ。そうしたら、まず、生きることに必死になる。言語は英語とは限らない。そんな中で、その土地の文化というものを尊重しなければならなくなるだろう。合わせようとするのも日本人らしい。

 しかし、少しものを考える人なら、その土地の文化に関して詳しくはなっても、実際に日常を過ごしてきた、自分の国の文化とは何なのか、と迷うだろう。その時に、愛国心が必要か?と聞かれても私は頷かない。文化を愛でる心と愛国心を主張する心は異なるだろう。

 結局、(愛国心ではなく)自国の文化を知り尽くして、愛した上でしか、他国の文化との比較もできず、協調性もなくなって・・・結局、己を知った上でしか人を知れないということだ。

|

« 音楽的大局観について | トップページ | 文庫本の思い出 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54006377

この記事へのトラックバック一覧です: 愛国心とグローバリズム:

« 音楽的大局観について | トップページ | 文庫本の思い出 »