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食べられないもの

 嫌いな食べ物はあっても、食べられないものがないというのが、私の取り柄でもあった。しかし、一昨年の夏にカツオのたたきにアタってからは、これが食べられなくなってしまった。それ程ひどいものではなかったが、食中毒になったのは初めてである。

 少し前に、初鰹が旬だというニュースを聞いて、アタったことを思い出した。カツオのたたきをつくる場合、我が家では、カツオをおろしてから、まわりを火であぶり、適度な大きさに切ってから、醤油とお酢とショウガを混ぜた皿に入れ、上に関西ネギを乗せてから、味がしみ込むまで、何時間か漬ける。火であぶると言っても、ほとんど生なのだ。真夏の炎天下の台所で長時間漬けておくのは、いくらお酢が入っているとはいえ、危険である。私は、時間がかなり経ったものだとは知らずに、ご飯と一緒に食べた。お酢とショウガが利いているので、普通に食べただけでは悪くなっているかが分かりにくいのだ。

 食べて一時間も経たないうちだろうか、猛烈に気持ち悪くなった私は、トイレで戻した。病院で胃洗浄というコースは嫌だったので、自分で水をがぶ飲みしては、指を喉に突っ込んで、ワザと吐くことを繰り返した。幸い、胃の中に何もなくなった頃、気持ち悪さは消えた。

 カツオのたたきといえば、高知が有名である。この経験をする何年も前に食べたときには、さすが本場だと思わせるほど美味しかったのだが、現在は食べられるか分からない。

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