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マケイン氏の漁夫の利?

 アメリカの大統領選の風向きが、微妙に変わりつつある気がする。元来、共和党の現ブッシュ政権の失政への責任追及的な流れから、民主党の候補が注目される模様となり、実際にオバマ氏とクリントン氏の、まれにみる熱戦となった。アメリカ人に限らず、日本を始め、世界中が注目する中で、人々の政治的関心が高まった。

 ここまではよかったのだが、民主党の候補者選びが、あたかも実際の大統領選挙のように錯覚してしまうほど、ヒートアップしすぎている気がしてならない。共和党はマケイン氏があっさりと候補者に決まり、大統領選への布石を着々と進めている。この時点で、マケイン氏は民主党候補に比べ、有利な展開に持ち込める。

 しかも、オバマ陣営もクリントン陣営も、日本の選挙では考えにくい、相手陣営の中傷による、イメージダウンを狙った戦略に出た。これで一層、選挙戦が泥沼化したと共に、おかしな現象が起き出した。オバマ氏の支持者にしろ、クリントン氏の支持者にしろ、自分の支持する候補が負けたら、共和党のマケイン氏に票を入れるという、民主党の支持者の層を生じたというのだ。これでは共倒れである。

 民主党の候補者争いが加熱しすぎて、両陣営とも候補者になったはいいものの疲弊し、実際の大統領選では、共和党のマケイン氏が勝つという展開になるならば、なんだかマケイン氏が漁夫の利を得るような構図になる。そうなる予感も否めない。

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