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A級

 今期の将棋のA級順位戦が、残り一局となり、また、「将棋界で一番長い日」を迎えようとしている。ここでは残留、挑戦を争って、棋士が死にものぐるいになる。新聞将棋だけを観ていると、羽生二冠が強さに円熟味を混ぜた気がする。どんな場合でも、その場で対処している感じだ。研究が盛んな現代将棋界において、これは、本当に強いことを意味している。私はほぼ、挑戦者は決まった感がするのだが・・・最終戦は谷川九段とか・・・まだまだ解らない。

 確かに将棋にはいろんなタイトル戦がある。主たるものは七つだ。しかし、名人への挑戦権を賭けた順位戦というのは、棋士の番付表だし、挑戦権はA級の十人の中で勝ち残った者にしか与えられない。将棋界は上からA、B1、B2、C1、C2、他に順位戦を戦わないフリークラスというのがある。人数的にもピラミッド構造なのだ。年に一度だけ勝敗で入れ替える。相撲と同じで白と黒の世界である。下の方では、全勝しないと上がれない例が多い。一つ勝てば、誰かが一つ負ける。男ならこんな世界に生きてみたいと、一度は思うが、生半可な気持ちでは出来ない。滅ぶだけだ。

 何かの棋戦に絞っている棋士もいる。それは別にかまわない。しかし、あくまでも、順位戦が番付なのだ。今は余り聞かれないが、「A級を落ちたら引退だ」と言う棋士も多かった。・・・それだけモチベーションを維持するのが困難なのと共に、覚悟があったと思う。それは棋士として、名人に挑戦できる立場でないと意味がない」ということでもあろう。

 強い奴は必ず『A』に上がってくる。男同士の人生を賭けての修羅場に・・・

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