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機械科の女の子

 私が大学時代、機械科だったことは何度も触れたが、全体で数百人いる中、女子は四人しかいなかった。別の女の子から、音大などでは比率が逆だと聞いた。これって、一見、相手を選び放題で極楽なんじゃないかと思われる方がいるかも知れないが、実際はそうでもない。

 もちろん、そういう男社会の中で、権利を主張して、図々しくやっていく奴もいた。でも、そうでない娘は相当きつかったと思う。・・・いつも女の子達は固まっていたが、『かわいそうだな』というようにしか思えなかった。

 つまり、友達を選ぶことも出来ないし、何かがあると、すぐ、男の中で話題に上ってしまう。これは辛い。私だったら速攻で逃げ出す。いつも、異性の誰かの目が光っているのだ。私だったらやっていられない。「恋人が出来たらしいぞ」というだけで話題に上り、いつも私の耳に入っていた。・・・相当な神経の持ち主でないと務まらない。

 そんな中、かわいいエピソードをいくつか・・・ある授業での休憩時間、大教室でみんなで、友達土産のういろうを食っていたら、「通して」と言われ、僕は精一杯彼女が通れるように体を伸ばした。・・・でも、彼女は動かなかった。驚くと同時に、咄嗟に廊下まで出た覚えがある。・・・もう一人の娘も実験パートナーになったりしたが、所々に女の子らしさが溢れていた。「おい、過去レポいるか?」と聞いたら「・・・うん」 数日後、ノート何冊分もの過去レポを持って行ったら、目を丸くしていた。「あなたはいいの?」と聞かれて、「俺は自分の力で書く」と言った後、ちょっとして振り返り、「過去レポには嘘が多いから気をつけろよ」とだけ言った。彼女がどうしたかは知らない。

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