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イラク戦争と大量破壊兵器

 ずいぶん昔に、友人数人と話した話題なのではあるが、改めてイラク戦争について見直してみたい。そもそも、この戦争は、9.11の余波から始まった面が強いと認識してはいたが、イラクに攻め込む根拠として、当時のパウエル国務長官が国連で、イラクに大量破壊兵器があることを映像も含めて示唆したことから始まる。説得力など全くなかったが、そこからはアメリカの独断のような形で、戦争開始へと踏み切られた。戦争のあり方は、パウエル・ドクトリン(最初に相手国を徹底的に空爆して、インフラをボロボロにした後に、陸上部隊が攻め込む)に沿って行われ、実際にバグダッドも、あれよあれよという間に陥落した。フセイン元大統領の銅像が倒された映像も記憶に新しい。

 しかし、その後、国連部隊やアメリカ軍がいくら調べても、そもそもの戦争の根拠であった大量破壊兵器は見付からないどころか、戦局は泥沼化している。この責任を取って、パウエル国務長官は辞任し、現在のライス国務長官が抜擢された。世間の一部からは、黒人で女性ということから、持ち上げる人々もいたが、私は、何故パウエルが辞任したのかを考える方が重要なのではないかと、首をひねった。

 その後、時間がしばらく経って、私が行き着いた結論は、「イラクには大量破壊兵器がないことが解っていたから、攻め込んだのではないか?」と、逆に考えるようになった。いくら空爆による先制攻撃で大量破壊兵器の拠点は全て潰せると言われても、広い国土の中、それは不可能だろうとも思われる。本当に大量破壊兵器がある国には、何個師団もの、自国の陸軍を上陸させるのは妥当ではない気がしたのだが・・・さて。

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