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断定された方が治るか?

 母が足首の骨折から退院したら、今度は私の番だった。一週間以上風邪で苦しんでいた私は、やっと内科にかかる余裕が出来て、一昨日、診療していただいた。その際、「後どれくらいで治りますか?」と尋ねたら、即座に「あと三日くらいだね」と言われ、安心したと同時に、それから二日ぐらいで治ってしまった。しかし、悪いことは重なるもので、風邪が治ったかと思ったら、今度は左足が猛烈に痛み出した。近所の整形外科に通っていたのだが、ついに夕べは痛くて夜中何度も目が覚めた。近所の整形外科の先生は、ものすごく親切な方なのだが、病状をあまり断定されないタイプだ。一般的な痛み止めであるロキソニンと湿布をいただいたが、症状は改善しなかった。そこで、失礼ながらも、以前お世話になっていた整形外科に、先程まで行っていた。もちろん、それまでの治療等については話さず、痛いことだけしか伝えなかった。どちらの先生にも失礼だからだ。以前通っていたこともあり、私に痛風の兆しがあることを知っておられたその先生は、レントゲンで骨に異常がないことを確認されると、血液検査を行ってくださり、痛み止めもいくつか処方してくださった。その先生も断定はされないのだが、患者としての安心感がまるで違った。なんとなく、すぐに治るのではないかという気がするのだ。足が痛い事に変わりはないのだが。

 医者の立場に立った場合、様々な病気があるから、断定的であるのは一概にいいとは言えないだろう。また、断定するというのは一種の決断であり、責任を伴う難しさがある。しかし、風邪や足が痛いなどの場合は、ある程度断定していただいた方が、患者としても安心するし、治りも早くなる気がする。断定と責任と症状のバランスを取ることは医師にとっても難しい事なのだろうと感じた。

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